第67回早慶サッカー定期戦 主将副将対談

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第67回早慶サッカー定期戦まであと残りわずか!両校主将副将の早慶戦へ意気込みを聞きました!
参加者は、慶應義塾体育会ソッカー部主将、宮地元貴(写真右端)、副将、井上大(写真右から2番目)、
早稲田大学ア式蹴球部主将、新井純平(写真左端)、副将、岸浪卓志(写真左から2番目)、山内寛史(写真中央)です。

 

-4年目、主将と副将として迎える早慶戦に対する思いを教えて下さい。

新井:今まで自分が入ってから慶應には負けていないですが、大事なのはやっぱりこの4年目で勝てるか勝てないかだけだと思っているので、過去の成績とかは全く関係なしで、この早慶戦、定期戦に勝つことだけが全てだと思っています。リーグ戦も前期1敗してしまい、慶應には絶対に負けられないので、何が何でも勝ちたいと思っています。

宮地:定期戦では4年間、自分が入ってからは3年間勝てていません。やっぱりこの早慶定期戦の結果っていうのは、自分が死ぬまでずっと付いてくることだと思うので、4年生の4年間の思い、努力の成果を全てぶつけて、必ず勝ちたいと思います。

山内:純平も言いましたが、今までの結果は関係なしに、4年目、最後負けて卒業は嫌なので、まずそこで絶対に勝つということと、個人としては怪我していて、前期ほぼ1試合も出られてなくて、今もまだ出られるかどうかわからない状況ですが、チームの為にプレー出来るのであれば、結果を残してチームを勝たせたいと思います。

岸浪:山内が言ったみたいに、4年目だから負けて終わりたくないっていうのもそうだし、早稲田側からしたら、歴史を継承する義務があるので、責任感とか使命感も強く感じてます。実際今シーズンは、リーグ戦で1回負けちゃったのもあって、自分たちがそこで黒星をつけてしまったという歴史を作っちゃったのは取り返しがつかないことなので、絶対、定期戦では借りを返します。勝ち負け別にして、自分は高校から早稲田にいて、今回が現役での最後で、多くの人を呼んで最高の早慶戦にしたいというのがあります。まずは勝つと同時に多くの人を呼んで最高のゲームを展開して、少しでも大学サッカーや、サッカー早慶戦の価値を上げたいっていうところがあります。

井上:4年目で、3年間勝てていなくて、だからこそ最後の1年は絶対に勝ちたいっていうのがありますし、去年の定期戦では、高校時代の同期の後藤(早稲田・4年)と山内がすごい活躍していて、僕と哲平(慶應・4年・國學院久我山高)はすごく悔しい思いをしたので、4年目は彼らに何もさせないくらい、慶應のゲームをして、完勝したいと思います。

 

 

―自分のリーダー像とリーダーとしてのストロングポイントがあれば、教えて下さい。

新井:熱さです、自分は。熱さしかない。逆に上手いことは出来ないので、試合中、とにかく声を出し続けること、チームがどんな状態になっても鼓舞し続けられることが自分の一番の強みだと思っているので、そこは常に前面に押し出していきたいです。
リーダー像は、熱いリーダーでありたいってことに尽きます。常にチームを前に推し進めることのできる熱さを持っていたい。

宮地:俺のリーダー像は、まずはグラウンドで自分のプレーをして、全力で戦う、リーダーです。俺がグラウンドで全力で戦うその姿を見て周りが何かを感じてもらえれば、自分の言動に説得力が出てくると思うので、そういうリーダーを目指してます。

山内:やっぱり自分は背中で示せるようなリーダーというか、選手でありたいし、それによって、説得力を持って、色んなことを発信して、引っ張っていけたらなと思います。

井上:(山内が)懸命にリハビリする姿が、チームのプラス材料になってると、そういうことですね(笑)

山内:はい(笑)

岸浪:理想のリーダー像は、自分が1年生の時に4年生だった中田航平主将なんですけど、自分にはああいったカリスマ性だったりそういうものはないので、自分はバカになれるリーダーと、人として慕われるリーダーになりたいという2つが大きな軸かなと思います。

宮地:中田航平さんってどんな人だったの?

岸浪:頭良くて、全てが完璧だった。

井上:自分の思ったことを素直に伝えられるリーダーになりたいと思っています。理由は、高校でキャプテンをやってた時に、チームが正直実力もあったので、チームの雰囲気が少し緩い部分がありました。それをキャプテンの自分がそれを締められなくて、結局全国大会に出られなかったという悔しい経験があるので、その思いを2度としないように、今はとにかく問題が起きれば、すぐに話し合ったり、自分が思った事を素直に伝えられるような努力をしています。

 

 

―チームの先頭に立ち続けるための原動力はありますか?

宮地:自分を支えてくださっている方々の為っていうのもありますし、もちろん慶應の為に勝ちたいと思っています。でもやっぱりどんなに苦しいときでも、助けてくれる仲間の存在はすごく大事にしています。

新井:自分は主将ですし、早稲田を背負っているという覚悟っていうのはすごい持っています。高校の時もキャプテンをやっていましたが、良い結果を出すことができなくて、本当に苦しい思いをしました。そして今早稲田の主将を務めているので、早稲田を背負っているというこの覚悟を原動力として、常にやってます。

山内:まずは、4年目で結果を残して終わりたいので、自分が先頭に立って、勝つ為にやっていきたいと思っています。また、このア式に来て3年で、自分として本当に成長させてもらっていると思うので、それに対しての恩返しっていうのを4年目でしっかりして、結果を残したいです。

岸浪:自分もこの組織や先輩方に成長させてもらったんで、自分が後輩や同期を、また組織自体を成長させるっていう義務があると思っています。それが大きな原動力になってます。個人としては、今まで正直納得いくサッカー人生ではないのですが自分はプロになろうとは考えていないので、この大学4年間でサッカー人生が終わります。自分のサッカー人生を懸けて取り組むということがモチベーションになってます。

井上:高校時代からチームで自分が試合に出て、試合に勝って、みんなで喜ぶのがすごい楽しかったんです。そういう喜びを大学サッカーの中でも追求して、追求し続けた結果、日本一が取れれば良いと思うので、そういう1試合1試合に勝つ喜びっていうのを原動力にしています。

 

 

―早慶で関わる機会が多いと思いますが主将、副将のことをお互いどう思いますか?

新井→宮地
元貴は人間性が素晴らしい人だと思っています。それが、パッと見ても分かる位、表情とか行動に表れてるって思うし、すごい気遣いが出来る主将だなって思います。ピッチ内外のメリハリもしっかりしていて、外だったらすごいフレンドリーだし、中に入ったらやっぱり熱い部分が見られるので、そういう部分は元貴にしかない良さなのかなって思います。

宮地→新井
純平は誰からも愛される主将だと思っていて、ほんとに気さくです。周りの人達とよくコミュニケーションが取ってるイメージがあるけど、それが馴れ合いという訳ではなくて、グラウンドの中では厳しい指示を出して、チームを鼓舞してる姿を見ると、頼もしい主将だと思います。本当に良いライバルだなって思います。最高のライバルです(笑)

井上→山内、岸浪
俺が思う岸浪と山内、一言で表します。山内は根暗。岸浪はうるさい。以上です。(笑)

岸波→井上
俺の大への印象は、左利き(笑)

山内→井上
最近印象的だったのはやっぱパンフレットの「何本走らせんだよっ!!」ってとこ。だけど結局、そんな事言いつつ結構走れちゃう、そういうのが大なのかなーって思う。

井上:この3人(井上、岸浪、山内)は、みんな知らないと思うけど、伝説の決勝、知らない?この3人は高校サッカー選手権の都大会決勝に出てたメンバーで、國學院久我山対早稲田実業、あれは良い試合だったね。

岸浪:哲平にやられたやつ。俺あれ触ったんだよ。触ったんだけど、ポストに当たって入っちゃったんだよね。

井上:あの決勝から早5年?この早慶戦の舞台も熱い試合にしたいと思います。

岸浪:ああいう展開にしたいな。

井上:ドラマチックな展開にしたいんで、頑張ります!
(そんな第90回全国高校サッカー選手権 東京都Bブロック「伝説の決勝」はこちら

 

 

―チームのみんなに早慶戦に向けて伝えておきたいことはありますか?

新井:何が何でも勝つ。それぞれの立場で何が何でも勝つしかなくない?この試合は勝つか負けるかで歴史に残る試合だと思うので、それぞれの立場で、1人1人が勝つ為に出来ることを120%の力でやらなければ勝てない、それだけだと思います。

宮地:慶應ボーイっていう言葉を履き違えないで欲しくて、真の慶應ボーイっていうのは、泥臭く、謙虚に、ひたむきに戦うことだと思うんです。早慶戦って華やかな舞台だけど、ただ早慶戦に出場したいとか、そういうお祭り気分を味わうんじゃなくて、どのような場面、立場においても目の前の早稲田の部員に勝つっていうことを心してこの一戦に臨んでほしい。

山内:まず全員が絶対に勝つっていう意識を持たなきゃダメ。その中で自分は、早慶戦前の一週間はメンバーに入る為にバチバチした練習になると思うのでそういう時、自分がどうありたいかを一番大事にしたいと思ってます。早慶戦までの日程で自分がどうしたいかっていうのを表現し続けて準備を詰めて、その結果、仮にメンバーに入れなくてもその立場で100%自分を表現できると思う。早慶戦までの他の試合も、本当に気持ち込めてやってかないと、本番の早慶戦で勝つことは出来ないと思うので、各々が自分がどうしたいかっていう気持ちを大事にして、早慶戦まで向かって欲しいです。

岸浪:早慶戦ってメンバー外になると、お祭り気分になりやすい気がするけど、伝統の一戦なんで、今山内も言った通り、まずは全員、自分が出る、自分が勝つって思いはもちろん大事にして欲しい。早慶戦は早稲田と慶應にしか作れない舞台なんで、その責任感を感じながら、残りの日々を過ごしてほしいです。勝たなきゃ何も評価されないし、何も残らないので、勝ちっていうことを意識して、全員で戦っていきたいなと思います。

井上:慶應ソッカー部は慶應義塾という名前を唯一語り、背負って、外部と戦える組織なんだっていうのを、みんなに分かって欲しい。岸浪が言ったように、お祭り気分になっちゃうっていうのは、別に悪くはないんだけど、試合の90分間だけじゃなくて、その期間中、自分は慶應の代表として早稲田と戦うんだっていう意識を、試合に出てる人だけじゃなくて、ベンチの人も、運営の人も、応援の人も、部員1人1人がちゃんと持って欲しいと思います。

 

 

―当日会場に来てくださる観客の方とかに今年の早慶戦の見所や、各チームのキーポイントを教えて下さい。

宮地:慶應ソッカー部の全部員の本気の姿を是非見て欲しいっていうのと、やっぱり見に来てくださる皆さんと一緒に若き血や塾歌を歌いたいという思いがあるので、慶應の全てを懸けて必ず早稲田を倒します。観客の皆さんもこの一戦を戦う一員として、一緒に早稲田を倒しましょう。

新井:ピッチ内の選手は戦いぶり、ピッチ外の選手は運営に対する姿勢っていうところにおいて、早稲田は慶應を上回らなければいけないと思ってます。見に来てくださった観客の皆さんに感動や、活力を与えられればいいなと思っているので、早稲田らしさ、慶應よりも走り勝つことは絶対にぶらさずにやっていきたいと思っています。その姿を見て、感動してもらえたら自分自身、すごく嬉しいです。でもまず早稲田が勝たなければ皆さんに何も与えられないと思うし、早稲田の勝利が皆の心を動かし、感動を与えられることに繋がってくるので、必ず勝って、皆で紺碧の空を歌いたいです。

岸浪:見に来て下さる観客の方には、学生の気持ちよさ、清々しさというものを一番感じて欲しいです。これは早慶の特徴かもしれないですが、学生がすごい学生らしくて爽やかな印象が、他の大学サッカーに比べてある気がします。そういう清々しさ、気持ちよさっていうものを感じてもらって、明日の活力になるような試合にしたいです。水曜の平日開催なので、見に来る社会人の方に木曜から仕事頑張るぞって思ってもらえるような試合をしたいな、と思います(笑)それと、最上級生のぶつかり合いを見て欲しくて、慶應も今年4年がスタメンに多くて、自分達も去年から試合に出てる人が多いので、早慶の4年生の勝負ってものを見てもらいたいです。是非パンフレットを買っていただいて、チェックしておいていただきたいです。

山内:やっぱり、久我山出身者の活躍。これ見所です。

井上:終わり?

山内:あとは、本当に学生が一から作り上げている試合だっていうところに注目してもらいたいです。運営面に関しても、早い段階からものすごく動いてくれて作り上げられたものなので、それを当日、雰囲気で感じてもらえれば嬉しいです。学生にしか出来ない試合になると思うので、そういうところを注目して見ていただきたいです。

井上:ヒロ(山内)も言ったように、久我山出身者の対決はすごく見所で、去年、高校選手権でも旋風を巻き起こした久我山の選手達の活躍を見て欲しいと思います。あとは、慶應はここ5年間定期戦では勝てていないので、5年振りに勝利して皆で若き血を歌いましょう。

 

 

―お互いの試合中の印象を教えて下さい。

井上:純平は試合中うるさい。俺ら試合中けっこう話すよね。同サイドでバチバチやってるから。

山内:唯一早慶戦の時は、大は俺に当たりまくる(笑)

岸浪:てか、慶應今シーズンからユニ変えたじゃん、筋肉がすごく目立つけど、あれって実際着ててどうなの?

井上:あれでもさ、筋トレの良いきっかけにならない?

宮地:確かにそうだね(笑)

井上:あのユニになって、動きやすくなった。

宮地:思ってたよりすごいいい。

 

宮地:純平とは、この前の前期のリーグ戦の早慶戦ではお互いに鼓舞しあって、すごい楽しかったです(笑)

岸浪:どういうこと?(笑)

新井:俺が試合中に、何か言ってたら、俺に対してめっちゃ言ってくるやついるなーって思って(笑)「オーーイ!!やるぞーー!」みたいなめっちゃ言ってくるやついんなって思って、パッと向いたら、元貴が俺に向かって超言ってくるの(笑)「おい、純平!」「いいね、元貴—!」みたいな感じで二人でやってたんだけど、あれは楽しかったね(笑)

―試合中にですか?

新井:走ってる時とかではないけど、ゲームが切れた時にね(笑)

 

 

―早慶戦の今だから言えるような話、裏話等あったら教えて下さい。

岸浪:去年はメンバー外の西山君がチーム付きで、確か泣いちゃったんだよねミーティングで。でその姿を見て俺、大泣きしちゃったのめっちゃ覚えてる。試合前にね。自分がベンチで、出れないっていう悔しさもあったんだけど、4年が泣いてるところ見ちゃって、俺もベーベー泣いちゃってた。

山内:絶対、ミーティングで誰か泣くっていうのはあるよね。俺の中では結構早稲田あるあるだと思う。

井上:あとね、早慶戦と言ったら、山内と井上の熱い戦いでしょ(笑)

宮地:またそこかよ(笑)

井上:やっぱ常にバチバチしてる。

宮地:なんかあれだよね、早慶戦って絶対お祭り男がいるよね。俺は上方君がすごいなって思ってた。めっちゃ決めるし、、去年も飯泉に決められたね。

井上:飯泉涼矢、俺もやると思ったけどね

宮地:奥山君がユニバーシアードでいなかったんだっけ?それで、飯泉が出てきて、ヘディングが強いのは知ってたから、ちょっと怖いなとは思ってたんだけど、やられてしまいました。今年のMVPとかお祭り男は慶應から出るんじゃないかなって思います。

岸浪:慶應のニューカマーは出てくるの?

宮地:俺はね、加瀬澤力だと思ってる。

新井:加瀬澤力?

宮地:あいつ、2年前の伏線があるから。決定機を外したっていう、、、

井上:俺は小比賀奨だと思ってるから。(笑)

宮地:去年は、解説席を回してたよね(笑)

新井:回してた?(笑)

宮地:実況よりも回してたから(笑)

井上:あるね、今年は小比賀マジであります。期待しといてください。

 

彼らの5人の最後の早慶戦での活躍にご期待ください!