第68回早慶サッカー定期戦-主将副将対談-

2017/10/07

―これから主務副務対談を始めます。それではまず、主将と副将のお互いの印象を教えてください。

手塚:

片岡は、学校でもよく一緒にいたし、色々と話すことも多かったので、サッカーの面でも私生活の面でも信頼していたからこそ副将に推しました。サッカーに関してはピッチを広く見て、冷静に判断してくれるのでプレーでも自分の支えになっています。

片岡:

手塚はサッカー面で圧倒的に信頼があるということと、周りの意見をよく聞くというところがチームのトップに立つ人間としてふさわしいなと思っています。

鈴木準:

俺が自分に甘いところが多い分、裕也は周りに対して厳しく言えて、言いづらい同期とかにも厳しく言ってくれる存在です。チームをきっちり締めれる、良い副将だと思います。

鈴木裕:

準弥はチームの前だったりみんなの前ではツンツンしているイメージがあると思うのですが、寮では同部屋ということもあって意外といじられるのが好きとか結構そういうギャップがあるのがかわいいなって思います(笑)

手塚:

同部屋なんだ(笑)みんな同期と同部屋になるの?

鈴木裕:

他学年と同部屋になることが多いんだけど、なぜか俺らは同期で同部屋だったんだよね(笑)

―主将副将として心がけていることを教えてください。

手塚:

自分は声で引っ張るというタイプではないので、自分のパフォーマンスでチームを引っ張っていくことを意識しています。

片岡:

僕はサッカー面については全部手塚に任せています。慶應は部員が多いので、他のカテゴリーの選手と話すなど、他学年や他カテゴリーの選手とのコミュニケーションを心がけています。

鈴木準:

常に主将として見られているということは意識していて、特にピッチ内では練習から試合まで自分の戦いぶりは部員に見られていると思って取り組んでいます。自分は手塚と違って声だったり戦いぶりだったりが強みだと思っているのでそういうところでチームを引っ張ろうと思っています。

鈴木裕:

自分は、チームが掲げている目標に対して誰よりも強い想いをトレーニングの中から示していくってことを意識していて、下級生とか同期のみんなに目標を達成するんだっていう想いが伝わるように取り組んでいます。

―それぞれの立場から見たチームの良さを教えてください。

手塚:

今年のチームは個があまり強くなくて、いい意味だとまとまりがあるので、そのまとまりを今シーズン大切にしていければ、チームの目標達成に向けても同じベクトルで進むことができると思います。まとまりを大切にして勝利を導くチームが今年の理想ですね。

片岡:

今年のチームは一人ひとりが考えていることをみんなが受け入れられる。そういうところがチームのまとまりだとか、サッカーの戦術理解につながっているのかなと思います。

鈴木準:

今年のチームは慶應とは逆に、個が強くて、いい意味でもあまりまとまりがないので一人ひとりがやりたいことをやっています。その中で調子がいい時はすごく良くて、流れに乗っているときは本当に強いチームだと思います。

鈴木裕:

準弥が言ったことに加えて、学年関係なしにみんな仲がいいっていうのが今年のチームの特徴だと思います。

手塚:

誰か個が強すぎて突っ走る人とかいないの?

鈴木準:

誰か一人って訳ではないんだけど、強いて言うなら試合に出てるメンバーはほとんどみんなかな(笑)

鈴木裕:

本当にみんな個が強い(笑)

鈴木準:

問題児がいるわけではないんだけど、それぞれ自分を持っている感じ。

手塚:

去年の慶應みたいだね(笑)

左から鈴木準弥(早稲田主将・清水エスパルスユース出身)、手塚朋克(慶應主将・静岡学園高校出身)

―息抜きに何をしていますか?

手塚:

一人もしくは同期で温泉に入りに行くことですね。

片岡:

俺は日曜日試合終わった後に同期とご飯を食べに行くっていうのが一番の息抜きです。

鈴木準:

昼寝です(笑)

鈴木裕:

俺は、プールで一人で泳ぐことです。

片岡:

すごい(笑)

手塚:

市民プールみたいな?

鈴木裕:

イトマンスイミングスクールがグラウンドの横にあって、そこで入ってる(笑)

―面白エピソードなどあれば教えてください!

林:

片岡はとにかくご飯を食べないです。朝とか60円くらいのゼリー1個とかなので、そういうところは直して欲しいです(笑)

鈴木裕:

準弥は、自分が部屋でくつろいでいる横で、いつもと違う声で彼女と電話しています(笑)やめてほしい訳ではないのですが、ちょっと意外な一面です(笑)

手塚:

寮ってそういうのいやだよね(笑)

鈴木準:

意外と気にならないよ(笑)最初だけ。

―主将・副将になった経緯を教えて下さい。

手塚:

学年ミーティングで投票とかもなく、すぐに決まりました。

片岡:

副将は最初何人か候補がいて、最終的には学生スタッフと手塚の意見で、ということで、手塚から電話がかかってきて俺が副将になりました。

鈴木準:

一応学年ミーティングで決まったのですが、早稲田には1年生のころから学年リーダーというのがあって、そのまま4年になって学年リーダーが主将になったという感じです。

鈴木裕:

学年ミーティングの中のみんなの意見と自分の中での決意っていうのが一致したので副将になりました。

手塚:

どれくらいミーティングやった?

鈴木裕:

3回とかかな。

―今まで早慶戦を何度か経験してきたと思いますが、印象深かった試合はありますか?

手塚:

去年の定期戦は怪我をしていて出られなかったので、裏方で仕事をしていたのですが、その時ピッチサイドでボトルを置いている時に早稲田がトロフィーを掲げていた瞬間が印象に残っています。ピッチの中で何もできない悔しさと選手として見られなかった悔しさがありました。

片岡:

俺は定期戦は一回も出たことがなくて、裏方で仕事をすることが多かったのですが、1年生のときからずっと早稲田が勝っているので、その勝負強さは本当にすごいなと毎年感じさせられます。

鈴木準:

ここ最近早稲田が勝っているということで、勝たなきゃいけない試合だなと思っています。リーグ戦に比べてもこの1試合が1年間の中で一番大きな試合で、1万人の大歓声の中で試合するというのは学生生活の中であの場しかないので、すごく大きな舞台だなと思っています。

鈴木裕:

早慶戦は1年間の中で一番多くのお客さんが入ってくれる試合なので、日頃の感謝の気持ちだったりそういうものを伝えるのには最高の場所だと思います。そこで自分たちの思いを伝えられればいいかなと思います。

左から片岡立綺(慶應副将・桐蔭学園高校出身)、鈴木裕也(早稲田副将・武南高校出身)

―高校時代のエピソードとかありますか?

手塚:

準弥とはお互い静岡で選抜とか一緒になることもあったのですが、怖かったです(笑)話しかけるのも無理だったし、ホテルとかでもケアルームでユース組に怯えて一人で部屋にこもってました(笑)

鈴木準:

嘘つかないで(笑)

手塚:

高校はそんな感じだったのですが、大学に入っても選抜とかで顔を合わせる機会が増えて、最近は茶化してます(笑)

鈴木準:

手塚は高校時代選抜の最後の方で一緒になって、それまではあまり関わりがなかったし、手塚も気を遣っていたみたいなのでほとんど話していないですね(笑)

手塚:

でも大学入ってちょっと好きになったでしょ?(笑)

鈴木準:

全然(笑)

片岡:

俺ら(鈴木裕)は高校のリーグが一緒で、二回だけ戦ったことがあります(笑)相手の10番で、うまいなあと思ってたくらいですね(笑)

―では最後に、早慶戦の見どころを教えてください!

手塚:

誰もが言うように、早慶戦は特別な戦いだし、慶應にとっては5連敗していて、1年生の時から一回も勝てていないので、勝ちたいって気持ちも強いです。あの舞台でも今まで自分たちがやってきたことを貫きたいと思っているので、俺らが今シーズン始動してから練習してきたことを存分に披露できたらいいなと思っています。

片岡:

見どころだったら、両校の選手たちが1年間の中でいちばん気持ちが入る試合なので、激しさだったり結果に対する貪欲な気持ちが一番の見どころだと思います。

鈴木準:

出ている選手たちが勝利だけを求めてがむしゃらに泥臭く戦う姿ですね。慶應には慶應らしいサッカーが、早稲田には早稲田らしいサッカーがあるけど、結局なんだかんだお互いに勝つためのサッカーをやるようになるし、そういった意味で本当に激しい試合になると思います。土曜開催ということで観客の人数も今年は例年より増えてより盛り上がると思うので、プロの試合さながらの試合ができると思います。一つのイベントとして盛り上がるんじゃないかなと思います。

鈴木裕:

大学サッカーの中で一番盛り上がる試合ということもあって、HTのライブもそうだし、ピッチに立たない人たちの熱量もピッチの中に注ぎ込まれてて、本当に熱い戦いになると思うので、そこが見どころかなと思います。

―ありがとうございました!ピッチ内外でチームを引っ張る主将副将の姿をぜひ会場でご覧ください!

左から片岡、鈴木裕、鈴木準、手塚

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